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昼しづかなる唐寺や

¥1,430 税込

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 横約90センチ 縦約35センチ 綿100% 日本製 注染

 長崎の昼静かなる唐寺や
   思ひいづれば白きさるすべりの花

 大正六年(1917)長崎医学専門学校の精神科部長として赴任し、三年あまり長崎に滞在していた斉藤茂吉が帰京後詠んだ歌です。長崎では唐寺を「からでら」ではなく「とうでら」と読みます。と、弟子で長崎の郷土史家でもあった渡部与茂平(庫輔)の助言を受けて、歌集には「とうでら」とルビをふってあるそうです。
 市内にある唐寺、興福寺(1620)、福済寺(1628)、崇福寺(1629)を三福寺とよび、そのすべての寺には航海の守神である媽祖(まそ)がまつられていました。貿易時代の唐船は船中に媽祖を奉じ、着岸したあとは船から上げて三福寺の一寺(輪番)に奉祀していたそうです。これを現在再現しているのが、旧正月に開催されるランタン・フェスティバル恒例のイベント媽祖行列です。

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