2023/07/14 10:04

コラム 長崎学のススメ(二十八) 『洋食事始め』

 「洋食」といえば、どんな料理をイメージしますか?さまざまなメニューがありますが、やはり「ステーキ」「ハンバーグ」などの「肉料理」を思い浮かべた方が多かったのではないでしょうか。日本人にとって、洋...

2023/06/30 10:25

コラム 長崎学のススメ(二十七) 『エヴァンゲリオンと長崎』

 96年頃だと思います。濱田(高志)さんと電話で話していた時、思いがけずエヴァンゲリオンの話題になりました。エヴァに熱中した共通の友人A氏が、インナーワールドにハマりこみ「自分が見ているこの世界は本当...

2023/06/23 10:28

コラム 長崎学のススメ(二十六) 『東松照明とジャズ』

 私はかねがね「東松照明は写真界のマイルス・デイヴィスだ」と主張してきました。変化し続ける製作スタイルに共通点を見いだしたからです。中島川沿いにあった東松さん宅で開かれた誕生パーティーに参加した際...

2023/06/17 10:27

コラム 長崎学のススメ(二十四) 『ダム事始め』

 〝ようするに力だ。力の強い奴が勝って弱い奴が負けるのだ〟これは日本で最初の上水道敷設(ダム式)に成功した日下義雄の言葉です。このセリフだけ聞けば〝物事を力でねじ伏せる傲慢な奴〟をイメージしますが...

2023/06/09 10:44

コラム 長崎学のススメ(二十三) 『長崎の漫画家2 蛭子能収』

 「蛭子能収」でネット検索すると「クズ」「ダメ人間」などネガティブなワードが目につきます。蛭子さんのテレビでの言動に対して芸人たちが面白可笑しく批評したり問題発言をしている画像を一般の人がユーチュ...

2023/06/03 10:48

コラム 長崎学のススメ(二十二) 『長崎の漫画家1 清水崑』

「かっぱっぱルンパッパ♪」あまりの嬉しさに思わず懐かしのCMソングを歌ってしまいました。誕生日プレゼントに清水崑の「かっぱ絵」を家族に買ってもらったのです。骨董店の店頭で出合って以来、日々「欲しい!」...

2023/05/26 10:42

コラム 長崎学のススメ(二十一) 『軍艦島が世界遺産になった!』

 最初から「軍艦島」だったわけではありません。もともとは、2ヘクタールほどの岩礁で「端島(はしま)」が正式名称。海面に露出していた石炭を漁師が発見し、掘り出し始めたのは幕末のことでした。明治になっ...

2023/05/19 11:10

『週間てりとりぃ』にコラムが掲載されました! 「こち亀と長崎とロシア その7」

『週間てりとりぃ』にコラムが掲載されました。https://weeklyterritory.blogspot.com/2023/05/2023519.html

2023/05/12 11:05

コラム 長崎学のススメ(二十) 『二つの公開処刑』

 恩師を迎えた磨屋小学校の同窓会が大浦のホテル・モントレで開催されました。実に34年ぶり。卒業以来初ということもあって、わざわざ東京から来た女子もいましたし松本謙君に至ってはカリフォルニアからの緊急...

2023/05/06 10:24

コラム 長崎学のススメ(十九) 『長崎のエキゾ感』

「越後屋、おぬしもワルよなぁ」「いえいえ、お代官様ほどではイッヒッヒッヒッヒ」という時代劇でお馴染みのシーン。だいたいこういう悪巧みは「ロウソクがゆれる薄暗い和室」でおこなわれるのですがこれが長崎...

2023/04/29 10:34

コラム 長崎学のススメ(十八) 『カステラの夜』

「カステラの夜」という会を催しました。参加者は友人十名。会費で有名六店のカステラを購入し、切り分け、どこの店のものか分からないようにして食べ比べます。甘さ・食感・香り・しっとり度・ザラメ度といった...

2023/04/23 10:24

コラム 長崎学のススメ(十七) 『グローバル経済事始め』

 最近アンティーク・コインに目覚め収集を始めました。主にヤフオクで入手しているのですが、安くても二千円前後します。「コンプリートまで何年かかることやら」と悩んでいたところ静岡県の内田(仮名)さんか...

2023/04/14 10:26

コラム 長崎学のススメ(十六) 『長崎ミステリーへの招待』

 私の知る限り最も古い長崎ミステリーは、1924年に出版された『黄婦人の手』。作者は長崎生まれで俳優大泉滉の父でもある大泉黒石です。本作をきっかけに長崎を舞台にしたミステリー小説のコレクションをはじめ...

2023/04/08 10:26

コラム 長崎学のススメ(十五) 『壱岐の鬼伝説』

 鬼の話は日本各地にありますが、その伝説が生まれるきっかけは様々です。例えば、鬼伝説でもっとも有名な大江山の酒呑童子の場合。実は、比叡山から大江山に集団移住してきた童(日常的な雑役に服した階級の者...