2023/03/31 10:45

コラム 長崎学のススメ(十四) 『折衷事始め』

 日本史の表舞台に「長崎」がデビューしたのはポルトガル人が長崎港を発見した元亀元年(1570)。以来、南蛮船・阿蘭陀船・唐船が頻繁に入港し、異文化がダイレクトに入ってきました。ダイレクトとは「長崎に滞...

2023/03/24 10:22

『週間てりとりぃ』にコラムが掲載されました! 「こち亀と長崎とロシア その6」

『週間てりとりぃ』にコラムが掲載されました。https://weeklyterritory.blogspot.com/2023/03/2023324.html

2023/03/19 10:48

コラム 長崎学のススメ(十三) 『長崎の自給率』

 「長崎は自給率低いからねぇ」という友人の言葉に驚きました。日本の食料自給率が四〇%を切ったとかいう話はニュースで聞いていましたが県単位で公表されているとは知りませんでした。検索してみると、農水省の...

2023/03/04 10:37

コラム 長崎学のススメ(十二) 『ジャガイモ事始め』

 「papa(パパ)」というのがジャガイモの本来の名前です。原産地の南米、中央アンデスではそう呼ばれていました。一六世紀後期、インカ帝国を征服したスペイン人がジャガイモをヨーロッパに持ち帰るわけですが...

2023/02/25 10:22

コラム 長崎学のススメ(十一) 『映画会社事始め』

 日本で最初にできた本格的な映画会社は「日活」です。明治四五年、すでにあった四つの映画会社が合併するかたちで発足しました。この合併劇を企画実行したのは四社の内の一社「エム・パテー」の梅谷庄吉(長崎...

2023/02/18 10:39

コラム 長崎学のススメ(十) 『電信事始め』

 作曲家の筒美京平さんに「電信」にまつわるエピソードがあります。 ある日、京平さんのアパートに作詞家の橋本淳さんから「デンワヨコセ」という電報が届きました。京平さんがまだ駆け出しの頃で、アパートに...

2023/02/11 10:40

コラム 長崎学のススメ(八) 『ドラム事始め』

 時は明治。アメリカに留学していた八弥青年は大統領選挙のパレードに遭遇します。何を思ったのか八弥くん、マーチング・バンドに飛び入り参加。見事にドラムをたたきこなしたそうな。驚きです。僅か数年前まで...

2023/02/04 10:27

コラム 長崎学のススメ(七) 『「で」ではなくて「が」』

 東京でサラリーマンをやっていたころ自宅で「ビックリおかずコンテスト」を開催したことがあります。単独で食べるのが普通だと思っていたメニューが、実は「ご飯のおかずにも最適」ということを証明する試食会...

2023/01/28 10:36

コラム 長崎学のススメ(六) 『太陽暦事始め』

 「突然ですが日本国は西洋の暦に切り替えることにしたので、来月の12月3日をもって明治六年正月ということでひとつよろしく」と国からお達しがあったらどうしますか? 私なら「冗談じゃない」と断固反対し...

2023/01/20 10:07

『週間てりとりぃ』にコラムが掲載されました! 「こち亀と長崎とロシア その5」

『週間てりとりぃ』にコラムが掲載されました。一志順夫さんの「のすたるじあ東京 #8」と合わせてぜひご覧ください!https://weeklyterritory.blogspot.com/2023/01/2023120.html

2023/01/13 10:20

コラム 長崎学のススメ(五) 『活版印刷事始め』

 私のコラムの字数は約8百文字。これを木版で印刷するとします。木版の基本形は一枚の板に20文字20行の4百文字ですから版木は二枚必要です。専門の職人が一人で彫って一時間に23文字。1日8時間労働として4...

2023/01/06 10:20

コラム 長崎学のススメ(四) 『外来語事始め』

 いきなりですが渡辺真知子の「迷い道」歌えますか?私と同世代なら「現在 過去 未来〜」と口ずさめる方も多いのではないでしょうか。実はこの三つの単語、長崎のオランダ通詞(通訳)志筑忠雄(1760〜1806)が...

2022/12/30 13:04

新年の営業スケジュール

 2003年12月12日に創業しました長崎雑貨たてまつるはおかげさまで20周年目のシーズンを迎えることができました。これからもご愛顧賜りますようお願い申し上げます。2022年の営業は12月29日で終了しております。